いろいろ考えさせられるおすすめの映画!「カレーライスを一から作る」レポ
こんにちは、つる子です。
今日は南米旅行記はお休みです。
2年前に観た「カレーライスを一から作る」という映画ですが、本当に素晴らしかったので備忘のために載せます。
解説
「グレートジャーニー」シリーズで知られる探検家・関野吉晴が武蔵野美術大学の課外ゼミとして行った活動を追ったドキュメンタリー。「モノの原点を知ることで社会が見えてくる」と考える関野は、学生たちに色々なことに気づいてもらうべく、野菜や肉、米、スパイス、塩、さらには器やスプーンに至るまで、カレーライスに必要なすべての材料を一から自分たちの手でつくるという途方もない計画を発案。集まった100人以上の学生たちと、9カ月にわたる試行錯誤を経てカレーライスを完成させた。学生たちが野菜づくりに悪戦苦闘する姿や、食べるために飼育した家畜を殺すべきか悩む姿を通し、「食べる」「生きる」という人間にとって当たり前の営みを見つめ直していく。
スタッフ
監督:前田亜紀
プロデューサー:大島新
撮影:前田亜紀、松井孝行、水上智重子
キャスト
関野吉晴
作品データ
製作年:2016年
製作国:日本
配給:ネツゲン
上映時間:96分
オフィシャルサイト
以上、映画.comより
感想
感想ですが微妙にネタバレしてます。ネタバレOKな方だけご覧くださーい!!!
モンゴルに行ったきっかけにもなった映画「プージェ」をみたあと、ミニシアターにハマってしまいました。
プージェの監督でもあります関野さん新作の「カレーライスを一から作る」ぜひとも観に行ってみよう!ということで予定を諸々変更していきました。
内容は…自然のものだけでカレーを作ろうというものでお米や野菜、お肉だけでなく、塩やスパイスも全て作るのです。もちろん、お皿やスプーンも自作です。
◎4本足の動物は普通の人はさばいちゃいけない(2本足はOK) → ダチョウを飼ったけど1ヶ月で全滅した → 鶏がやっぱり現実的?
◎農薬を使う、使わない?(使っちゃいけないけど使いたい、違いわかるの?)
◎鳥を食べるために飼ったけど結局愛着が湧いちゃって、どうするか話し合い
→最後に作って食べる(スープカレーみたいだった)
とっても考えさせられる内容で、こういう授業を子供の時にしたかったなと思いました。
食べること=命を頂いているということを実感できる本当にいい体験だなと思いました。
監督のトークショーもあった
そのあと、前田監督のトークショーがありました。
大人49歳がかわいそうって言ったのが面白かった、大学生は意外と素直に受け入れていた。
とか、大学生は子供だけど大人で、微妙な年齢でインタビューも何が本心か分からないし、そこら辺が面白いとも言っていました。
余計なものを極力そぎ落として製作したといっていたが、本当にさっぱりで野菜リーダーの男の子(農薬を使いたいって言った子)が自宅で農薬入りと無しで野菜を育ててみて、どちらも数、大きさに違いがなかったので農薬の必要性を考えて、無農薬にしたことや、
カメラが間に合わないくらいのスピードで関野先生が鶏を絞めたとか、
(関係者を一杯呼んでいたけど、時間がすごく押していて、でもお別れ会とか一言とか
始まって、名残惜しくなっちゃったので先生がイラついてそうなった)とか
裏話をきいて、もっとそういうところにもスポットを当ててもらいたいなと思いました。
といっていたのがすごく面白かった!!裏話ってなかなか聞けることがないので、本当に貴重な体験でした。すっご~~~く充実した時間を過ごせました。
本当におすすめの映画ですので、よろしければ観てみてください!
映画版に編集する前にテレビで放送したらしいですね、知らなかった~)
本日もご覧頂きましてありがとうございました。
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